7/1からArt On Musicのスペースで開催される特別企画「Art On Beatles」を前に、ビートルズに関係するレアアイテムを出典していただいた、
パウロ鈴木さんとの対談です。
パウロさんのお店、横浜・鶴見にあるライブ・バー
「ラバーソウル」にお伺いしました。
http://www.beatle-japan.com/livehouse/

(パウロ鈴木さん(横浜・鶴見にある自身のお店、ラバーソウルにて)
以下、P=パウロ鈴木/Y=YUSUKE
Y)今回パウロさんには、アート・オン・ミュージックに、ビートルズのグッズをいくつか提供していただいたわけなんですが・・貴重な品々をありがとうございました! まず僕は個人的には写真を撮るので、写真家トレバー・ニールの撮ったウイングスの手焼きのモノクロ写真の4枚セット、これはとてもひかれる物がありました。
P)こちらはイギリスの業者さんから直接仕入れたものです。イギリスにはビートルズのグッズを扱う専門の業者がいくつかあります。50セットしかないもので、今回アート・オン・ミュージックにあるものは、その中のNO3の番号がついたものです。かなりレアなものです。

(ポール&ウィングス 純正写真4枚セット
撮影者トレバーニール氏、自らの手焼き。限定ナンバー入り。50セットのうちの
なんとナンバー3!!)
Y)いや~、ほんと貴重ですね!
P)あの写真はポールがウイングスをはじめたばかりの頃で、男っ気のあるステージぶりが見所ですね。ポールはMPLという会社をやっているんですが、そこの公認で出す写真は、スターならではの作られたものが多いんですよ。でもこれは飾らないそのままの感じがよく出ていて、、、何よりも臨場感があっていいですよね。逆にビートルズはたくさん撮られているけれど、ウイングスはそんなには写真はないので、たいへん貴重ですよ。ショットもいいし!
Y)ポールの話が出ましたが、今回、彼の描いた絵のポスターと、デザインした切手も提供していただきました。

(HappyMemories Of Isle Of Man By Paul Stamp)
P)ポール・マッカートニーって、あまり絵を描いたりするするイメージがない人なんですけど、実は結構描いていてるし、それも気楽に描いていたりする姿も映像に残っていたりします。もともとビートルズのメンバーは日本に来た時も暇つぶしに描いた落書きが残っていたり、、、、描くことは好きなんですよね。
なんといっても絵の中に遊び心がありますよね。
Y)切手はとてもポップで、いかにもポールっぽい感じがしていたんですけど、絵に関してはタッチがとても意外な感じがしました。
P)そうですか。ジョンの有名な一筆描きみたいな、、あれは怪物的、天才的だと思いますけど、ポールはポールでジャケットのアートワークを手がけたり、アートに関しても素晴らしい感性の持ち主ですよ。自分の曲とあわせた絵の入った楽譜集も出ています。

(PAUL Paintings・・・
ドイツで行われた”ポール・マッカートニーの絵画展(本人の作品展)”でのみ販
売された貴重なアートポスター)
Y)今回のポスターはドイツでやった絵画展の物ですよね。
あとNAKED BEATLESのジャケット。よくレコード屋さんの店頭でプレゼン用に飾るものですよね。こちらもなかなか見応えがあるものですけど・・

(Album Art Work LP Flatアルバム・ジャケット)
P)お店のインテリアとしても人気のアイテムですね。
Y)映画館に飾るロビーカードも面白い!
P)ああいうのって、いわゆるペーパーアイテムといわれているものなんですけけど、好きな人にはたまらないですよね。とにかく今回はすべて現品のみですからね。

(ロビーカード・4枚セット・映画館の入り口に飾られるもの)
Y)ビートルズのグッズはもちろんですが、ビートルズをアートという視点でみるとまた違った魅力が見えてくると思うんですが、いかがですか?
P)ビートルズはパノラマ的に美しいですよね。ホールが左利きだからネックが対角線上に出で、背格好も似ていて、足も長くて、振る舞いといい、ほんと視覚的にとにかく美しいバンドですよね。同世代のストーンズやヤードバーズなんかと比べてもダントツにかっこいい!
Y)楽器もっている姿もかっこいいし、まさに絵になる!
P)とにかくビートルズという存在自体、まさにアートですよね。
Y)同感です。今日はありがとうございました!
ラバーソウル
横浜市鶴見区鶴見中央1-14-22 第一戸田ビル2F
045-505-9617
お店のHP&詳しいライブスケジュールは下記まで
http://www.beatle-japan.com/livehouse/